「日本最大の顔役」(1970)

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小林旭扮する主人公は、港湾都市を支配する組の三代目を襲名し、新興暴力団やヤクザ組織を次々に退けて勢力を伸ばしていく。長谷部安春監督の力作「広域暴力・流血の縄張」の姉妹編的な作品。バイオレンス描写などドキドキの展開で、最後はスカッとする。

あらすじ

大矢根組三代目を襲名した黒木和也はまず港湾都市の大掃除にのり出した。その当時、港湾一帯では敗戦ショックから目覚めぬ市民、無警察状態をいいことに、外国人の無法ぶりは目に余るものがあった。やがて、大矢根組の倉庫が、彼らに襲われ、凄絶な市街戦が展開された。黒木は昔、外国人の手から助けたことがある石垣の助っ人を得て、このカタをつけた。だが、黒木は進駐軍から、占領目的違反の罪で、追求を受け、やむなく旅に出た。一方、外国人の首領、金山も進駐軍の追求の手から逃がれるのに必死だったが、救いの手を差しのべた黒木と手を結んだ。やがて、留守をあずかる代貸、原の奔走で進駐軍との話し合いがまとまり黒木が舞いもどってきた。しかし、様相は一変していた。黒木が命がけで追いはらった外国人に代って、陣野組が居坐っていた。組長北川は進駐軍のバックアップをかさに、日本の暗黒街の帝王を夢みており、北川の手は港一帯をおおった。一方、黒木は着々と戦闘態勢を整えていった。そして、港湾の覇権をめぐっての激突の時がきた。血の雨の中、黒木は銃弾にもんどりをうった。それを見て怒りに狂った原が北川めがけて、銃弾を射ち続けると、北川は蜂の巣と化した。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1970年
製作国 日本
配給 日活
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