「プロゴルファー織部金次郎4 シャンク、シャンク、シャンク」(1997)

70点70
第2作、第3作に続き、武田鉄矢が監督を務めるスポーツ人情喜劇。プロ25年で1勝しか上げていないプロゴルファー、織金こと、織部金次郎は、前妻との娘の大学入学金などが必要となり、必死に稼がなければならない状況に。そんな彼にCF出演の依頼が舞い込む。わざとバンカーに落とし、そこからグリーンへ乗せる織金の得意技に目をつけたゴルフクラブ会社が新製品のサンドウェッジ、ステラのキャラクターに彼を抜擢したのだ。愛用のクラブを捨てて、ステラを使い始めた織金。だが、プレイ中にシャンクで友人の阿部プロの顔面にボールを当ててしまってから、織金はシャンクを連発し……。“シャンク“とは、ゴルフボールが真横に飛び出すミスショットのことで、ゴルフ愛好家の間では“寄り道“も意味する言葉。

あらすじ

鹿児島県開聞岳の裾野に広がるゴルフ場でのトーナメントに阿部プロと出場した織部金次郎は、骨休めに寄った温泉で、自分のファンだと名乗る美女と出会う。実は彼女は、ゴルフクラブ会社“オリオン社”の宣伝部に勤務する喜屋武由布というやり手社員で、サンドウェッジの新製品“ステラ”のCMに織金を担ぎ出そうと企んでいた。初めは由布の申し出を断っていた織金だったが、娘が大学進学のための資金の問題で継父とうまくいっていないことを知り、「どんなプロでもステラを使えば一流になれる」という宣伝コンセプトにもかかわらず、契約金欲しさにCM出演を承諾する。織金のトーナメントでの活躍もあって、ステラはたちまちヒット商品の仲間入りを果たし、何もかもがうまくいくようにみえていた。ところが、ある試合で一緒にコースを回っていた阿部の顔面に、織金がシャンクでボールを当てて大怪我を負わせてしまう。以来、織金はシャンクに悩まされるようになり、ステラも売れなくなってしまった。新製品のイメージダウンにオリオン社は激怒し、次の沖縄でのトーナメントでステラを使って優勝しなければ契約を打ち切ると、織金を責めたてる。そんな折、由布が実は今は亡き織金の親友・喜屋武たかみずプロの妻だったことが分かった。夫の使っていたサンドウェッジをモデルにステラを開発した彼女は、夫との夢であった優勝を織金に託していたのである。全てを知ってトーナメントに出場した織金は、相変わらずシャンクに悩まされ続けたが、応援に駆けつけた桜子に励まされ、シャンクを逆に利用することで見事シード権を獲得した。試合を終え、帰路に着いた織金と桜子は、ちょっと寄り道をしてふたりだけで祝杯をあげる。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1997年
製作国 日本
配給 東映
上映時間 104
公開日 1997年2月15日(土)公開
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