「犬猫〈2004年〉」(2004)

【DVD発売中】

70点70
PFFアワード2001で企画賞を受賞、8mmでレイトショー公開された井口奈己の同名作品を、自身の手で35mmでリメイク。犬猿の仲なのに同居するハメになってしまった女の子ふたりの日常を、繊細なタッチでスケッチ。近付いたり離れたりしながら友情を育むふたりの姿に、愛おしさがにじみ出る。

あらすじ

東京近郊、静かな街の一軒家。写真の勉強をするため中国へ留学する友人アベチャン(小池栄子)の、留守宅を預かることになったヨーコ(榎本加奈子)。そこへ、同棲中の恋人・古田(西島秀俊)の家を出てきたスズ(藤田陽子)が、転がり込んできた。幼なじみとはいえ、ヨーコとスズはあまり仲がよくない。男の趣味が同じで、ヨーコの好きな人はいつもスズがとってしまってきたからだ。スズは天真爛漫な女の子で、飼い猫のムーの面倒を主にみる。黒ブチメガネをかけたヨーコはマイペースだけどしっかり者で、毎日コンビニへバイトに行っている。バイト仲間の三鷹(忍成修吾)が気になるのだが、なかなかきっかけがつかめない。ふたり暮しもようやく落ち着いてきた頃、古田がスズを探してアベチャン宅を訪ねてきた。留守番をしていたヨーコは、「よくアタシに聞きにこれるね!」と不機嫌に。どうやらこのふたり、過去に何かがあったらしい。スズはピアノの先生のバイトをしようと面接に行くが、タッチの差で別の人に決まってしまう。代わりに引き受けた犬の散歩のバイトの途中で犬に引きずられて足をくじいてしまい、偶然通りかかった三鷹がスズを助けて急接近!スズはあっけらかんと「3人で食事しよ」と、三鷹を家に連れてきてしまう。仲良く喋るスズと三鷹を見て、ヨーコはむしゃくしゃして仕方がない。コンタクトを装着して家を飛び出ると、向かうのは古田のもと。「今晩泊めて」と言うヨーコに、「それは複雑になりすぎるでしょ」と答える古田は、ヨーコを部屋に残してファミレスへ。一方、さすがに三鷹に帰ってもらったスズは、ヨーコのために徹夜でケーキを作り始める。そしてふたりは、久しぶりにひとりきりの夜を過ごす。翌朝、朝帰りしたヨーコはスズに爆弾発言を。「昨日、古田と寝たよ」。とうとうキレたスズはヨーコにワインをぶっかけて、今度はスズが家を飛び出した……。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 2004年
製作国 日本
配給 ビターズ・エンド=「犬猫」製作委員会
上映時間 94
公開日 2004年12月4日(土)公開
カテゴリ 青春ドラマ
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