「南海の狼火」(1960)

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四国の宇和島。須賀真珠会社は、新興の宇高真珠に借りた借金を、闘牛の賞金で返そうとする。だが、須賀真珠の乗っ取りをたくらむ宇高真珠は、陰謀を巡らしていた。そこに流れ者の野村浩次がやって来て……。ライバル役の宍戸錠は、常に数珠を離さない“坊主の政“に扮し、相手を射った後に念仏を唱えるという、とぼけた殺し屋を好演している。

あらすじ

四国の宇和島は闘牛を前にしてにぎわっていた。町の須賀真珠会社は、新興会社である宇高真珠に借財がかさみ、その借りを闘牛で挽回しようと、総てを持ち牛の荒岩に賭けていた。そんな町の中に、ギターをもった流れ者野村浩次がやってきた。牛の荒岩を狙う宇高真珠一味を追っぱらった浩次は、須賀真珠の当主忠夫と知りあった。そして忠夫の息子周一が恋人の踊り子ハルミとともにキャバレー・パラダイスの支配人辻井に殺されたという事情を聞いた。辻井やそのボス黒田は宇高真珠の一味に通じていた。が、ある日周一がまだ生きていることがわかった。周一とハルミは黒田らに脅されてしかたなしに宇高一時に使われ、悪事を働いていたのである。周一の妹清子を助けて、浩次はそれとなくパラダイスに出入りして一味の情勢をうかがった。坊主くずれの殺し屋、流れ者の政が町に入りこんで、闘牛を前にした町はますますさわがしくなった。周一は宇高真珠一味に脅され、こんどは父の会社の給料五十万円を盗んだ。一味はすかさず貸し金百三十万円をとりたてに須賀真珠におしかけた。そして結着は闘牛の日を期してつけられることになった。辻井や黒田は須賀真珠の使用人立川を買収し、牛の荒岩に毒を注射させた。闘牛の日、浩次をよび出した辻井一味は周一を使って彼を殺そうとした。それを助け、一味の手から二人を救ったのは政だった。試合中荒岩は血をふいて死んだ。宇高一味は須賀真珠にふみこんだ。そして黒田と辻井は真珠を持って逃げようとした。その黒田を政が倒した。辻井の拳銃が政を狙った。すて身の抜き射ちで浩次がそれを助けた。政は一味からとりあげた真珠を浩次にかえし、彼との対決を後日に期して姿を消した。 【キネマ旬報データベースより】
製作年 1960年
製作国 日本
配給 日活
上映時間 81
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監督

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